臨床動作法は人の動作という視点から意識と身体を束ねるこころの活動に注目した、他に類を見ない心理援助法です。従来の「分かる」こと中心から「為す」こと中心の援助へと心理臨床の軸を移した動作法は、動作課題を通じてクライアントのリアリティに直接援助を届けます。

　海外での支援など多岐の分野において、言葉に縛られない心理臨床として広がってきています。最近の社会情勢による不安など、気づきにくいデイリーストレスや傷付きによる心身の不調を抱える方々に対して心身安定回復の支援が求められています。その回復支援の基盤として動作法を活かそうとされる心の健康育成･回復に携わる職種にある方の参加をお待ちしています。(ふぉりせ心理ストレス相談室　宮脇宏司）

　本研修会は日本臨床動作学会資格認定委員会規則に則った研修として開催いたします。

                                    ※日本臨床心理士資格認定協会承認定例型研修会

対　　象： 概ね50時間以上の実技研修経験し、動作法を臨床に活用されている方

主　　催： ふぉりせ心理ストレス相談室 　〒520-0835　大津市別保1丁目8-20

共　　催： 関西臨床動作学研究会　心理教育相談室 そふぃあ・らぼ

研修講師： 宮脇宏司（当相談室　代表)

研修講師： 大石敏朗（心理教育相談室そふぃあ・らぼ　代表）

研修講師： 吉永弥生（静岡県教育委員会　スクールカウンセラー）

会　　場： アスニー山科（京都市生涯学習総合センター山科）

定 　 員： 20名(臨床実践クラス)　10名(臨床応用クラス)

参 加 費： 46,000円（臨床実践<中・上級>コース相当）

              ※KSCD会員は45,000円  特別会員は40,000円

内　　容：毎回、動作法のトピックについて、デモやセッションを視聴し、「見立て」と　　　　

　　　　「援助仮説」を中心に解説、参加者からの質疑を受け、参加者の取り組む動作法　　　　

　　　　を振り返り、臨床実践力の向上を目指します。臨床実践クラスでは、クライエント

　　　　体験ロールコース受講者への動作面接実践を行います。

    ＊ 第2･4･･6･8･9回の午後は事例検討会（Vol.1～Vl.5)を併催します。

参加申込：https://www.kansai-dohsa.jp/ 2024研修申込から

開催日時：臨床実践(中・上級)クラス：09:30～12:30　3時間　受付09:15～

　　　　　臨床応用(中・上級・有資格者)クラス:13:30～16:30　受付13:15

      　　　第 １ 回  ５月19日（日）         

　　　　　第 ２ 回  ６月16日（日）＊事例検討会Vol.1　(午後)

　　　　　第 ３ 回  ７月14日（日）

　　　　　第 ４ 回  ９月15日（日）＊事例検討会Vol.2　(午後)

　　　　　第 ５ 回  10月20日（日）       

　　　　　第 ６ 回  11月17日（日）＊事例検討会Vol.3　(午後)

　　　　　第 ７ 回  12月15日（日）

　　　　　第 ８ 回  １月19日（日）＊事例検討会Vol.4　(午後) 

　　　　　第 ９ 回  ２月16日（日）＊事例検討会Vol.5　(午後)

　　　　　第 10 回  ３月16日（日）

                          ※関西臨床動作学研究会入会問合せ先：kscd.info@gmail.com