臨床動作法 ふぉりせプログラム2025(短期研修6回講座)
臨床動作法は人の動作という視点から意識と身体を束ねるこころの活動に注目した、他に類を見ない心理援助法です。従来の「分かる」こと中心から「為す」こと中心の援助へと心理臨床の軸を移した動作法は、動作課題を通じてクライアントのリアリティに直接援助を届けます。
海外での支援など多岐の分野において、言葉に縛られない心理臨床として広がってきています。最近の社会情勢による不安など、気づきにくいデイリーストレスや傷付きによる心身の不調を抱える方々に対して心身安定回復の支援が求められています。その回復支援の基盤として動作法を活かそうとされる心の健康育成・回復に携わる職種にある方の参加をお待ちしています。(ふぉりせ心理ストレス相談室 宮脇宏司)
本研修会は日本臨床動作学会資格認定委員会規則に則った研修として開催いたします。
※日本臨床心理士資格認定協会承認短期研修会
対 象: 概ね50時間以上の実技研修経験し、動作法を臨床に活用されている方
主 催: ふぉりせ心理ストレス相談室 〒520-0835 大津市別保1丁目8-20
共 催: 関西臨床動作学研究会 心理教育相談室 そふぃあ・らぼ
研修講師: 宮脇宏司(当相談室 代表)
研修講師: 大石敏朗(心理教育相談室そふぃあ・らぼ 代表)
研修講師: 吉永弥生(静岡県教育委員会 スクールカウンセラー)
会 場: アスニー山科(京都市生涯学習総合センター山科)
定 員: 20名(臨床実践クラス)
参 加 費: 60,000円(臨床実践<中・上級>コース相当)
※KSCD会員は50,000円 特別会員は45,000円
*単回参加よりも割安になっています。
内 容:動作法のテーマを決め。デモやセッションをから「見立て」と「援助仮説」
を中心に解説、参加者からの質疑を受け、参加者の取り組む動作法を振り返り、
臨床実践力の向上を目指します。
* 第2・4・6回の午後は事例検討(Vol.1~Vl.3)を併催します。
参加申込:https://www.kansai-dohsa.jp/ 2025研修申込から
開催日時:臨床実践(中・上級)クラス:09:30~16:30 6時間 受付09:15~
第 1 回 5月18日(日) 「ストレスマネジメントに活かす動作法」
椅子坐位前屈課題・肩上げ課題/椅子坐位漸進的弛緩法・立位課題
第 2 回 7月20日(日)*事例検討Vol.1 (午後)
午前「身体障害児者支援の動作法(動作訓練Ⅰ)」 弛め課題
午後「動作面接でのに事例検討Ⅰ」 事例報告で活用された課題点検Ⅰ
第 3 回 9月21日(日)
午前「健康維持増進のための動作法」 椅子坐位前屈・左右屈
午後「高齢者動作法」 椅子からの立ち上がり
第 4 回 11月16日(日)*事例検討Vol.2 (午後)
午前 「動作面接のあり方」 援助技法点検Ⅰ 椅子坐位での課題
午後 「動作面接での事例検討Ⅱ」 事例報告で活用された課題点検Ⅱ
第 5 回 1月18日(日)「学校臨床と教育動作法」~SCが動作法を活かす方法~
触れない動作法・環境資源を用いた動作法
第 6 回 3月15日(日)*事例検討Vol.3 (午後)
午前「情緒障害者支援の動作法(動作訓練Ⅱ)」 コントロール課題
午後「動作面接での事例検討Ⅲ」 事例報告で活用された課題点検Ⅲ
※ 各回、短期研修として申請、1回の単回受講でも研修証明書を発行します。
非会員(12,000円) 会員(10,000円) 特別会員(8,000円)
※関西臨床動作学研究会入会問合せ先:kscd.info@gmail.com